品種と特性 栽培技術 沿革(歴史) メリクローン苗

【メリクローン苗 メリクローン(mericlone)】
農業において、生産性向上を図る上で最も重要な要素の一つが優良種苗の確保です。
サトウキビ農業においては、種苗増殖は従来から栄養繁殖に頼ってきましたが、近年メリクローン培養による優良種苗の大量増殖が可能になり、種苗供給における技術革新が図られるようになりました。

栄養繁殖による種苗増殖は、一旦ウィルスに感染すると除去することができず、萎縮病など生育の悪化による収量低下や品質の低下を引き起こします。しかし茎の先端の細胞分裂が盛んな生長点はウィルスがいないので、この部分を切り出して植物体を作り出すことにより無病の苗(ウィルスフリー苗)が大量に増殖できます。この方法がメリクローン培養です。

メリクローン苗から採取される二芽苗は、細茎ですが無病で発芽能力が高く、従来の蔗苗と比べると20%程度の増収が期待出来ます。 また、メリクローン苗は分けつが優れており、1本の苗から無病の二芽苗(蔗苗)が20〜40本採取できます。150本のメリクローン苗を植え付けると約10a植え付け分の蔗苗が得られます。メリクローン苗の特徴を活用することで、健全な蔗苗の確保や品種の更新が速くできるようになりました。




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